大晦日ですね。 写真はOSAKA光のルネサンス2023での、大阪中之島、中央公会堂のプロジェクションマッピングです。 もう終わっているのですが、どうしてもクリスマスイベントが好きなもので。 こちらもちろん素晴らしかったのですが、かつて、中央公会堂の西隣、大阪中央図書館の正面壁面に映し出されていたウォールタペストリーのほうが私は好みです。 プロジェクションマッピングではありませんし、光量も小さいのですが、より幻想的、宗教的な映像で、流される音楽と相まって敬虔な気持ちを抱かせるもので、そちらのほうがクリスマスにはあっているように感じます。 復活、あるいは現イベントにもその雰囲気を盛り込んでもらえないでしょうか。 さて、今年を振り返ってみると、仕事面ではかなり充実した一年でした。 個人事業主としては春と秋に取り組ませていただいた、それぞれ2~3か月のスポットコンサルが印象的でした。 いずれも大企業で、組織も人員も整っている中での相談なので、要求レベルも高く、かなりのプレッシャーを感じるお仕事でした。 知財戦略、知財業務体制、知財部門と研究部門の連携、業務への取り組み(出願、権利化、他社特許対応、他)、人材育成、など、私が会社員時代に悩みながら取り組んできた内容でもあり、その経験から得た知見をもとに助言させていただいたのですが、それぞれの会社のバックグラウンドやカラー、人員構成、開発テーマとの関係もあるので、私の持っているどの部分がお役に立てるのか、探り探りながらのコンサルとなりました。 アドバイスさせていただいた内容の全てがフィットするわけではないでしょうが、できるだけ多くの参考や気づきを提供できればと考えて取り組みましたので、それを自社の環境に合わせて実行していただければと思います。 また、昨年度から個人事業と並行して公的機関にて知財関係のアドバイザーを務めているのですが、そちらでは今年も数多くの中小企業や個人事業主の知財活動のサポートをさせていただきました。 内容は知財全般(特実意商、不競法、著作権、契約)にわたり、意匠、商標や著作権など、会社員時代はあまり取り扱っていなかったものに関する相談も多く、日々、勉強しながらではありましたが、大企業よりも知財がダイレクトに事業・経営に関わってくるので、とてもやりがいのあるお仕事でした。 そして何よりも、感謝される喜びを強く感じる毎日でした。 今後、どのような仕事に出会えるのか楽しみですし、微力ながらも色々な企業、事業者のお手伝いができることを願っています。 来年もよい年になりますように。 皆さまも良いお年を。
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