先週、インテックス大阪で開かれていた高機能素材Week2003に行ってきました。 フィルムテックジャパン、プラスチックジャパン、メタルジャパン、セラミックスジャパン、接着・接合EXPO、塗料・塗装設備展、サステナブルマテリアル展の同時開催です。 私の興味はプラスチック、フィルム、サステナブルマテリアルなのですが、これらの業界動向や技術動向を一度に見て回れるので、大変便利です。 大盛況と熱気で途中からマスクを外していました。 ようやくコロナを気にしなくていい喜びを感じながら。 このような展示会、私も、研究者時代にはよく行ってました。 開発に使えそうな材料はないか、テーマ提案につなげられそうな情報はないか、かなりギラギラした気持ちで参加していたことを思い出します。 ライバル企業の説明員に根ほり葉ほり、到底答えられないような質問をしたり、今思うと苦笑ものです。 知財に移ってからは少し縁遠くなっていましたし、もう、流石にギラギラしてはいませんが、こんな技術があるんだ、初めて見る材料だ、昔さわったことがある材料がこんな風に加工され、こんなところで使われているんだ、などと色々と勉強になりました。 昔と違ってネットで簡単に情報を入手できる時代ですが、担当者との会話からその材料への思い入れを感じたり、対話によって情報を引き出したり、やっぱり対面でのやりとりはいいものだな、と思いました。 この高機能素材WEEK2003、東京では10月4日(水)~6日(金)、幕張メッセで開催されますし、大阪では来年も同じ時期に開催されます。 情報入手ももちろんですが、刺激を受けに行きましょう。
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